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すねの骨

【埼玉県・さいたま市で整体師資格を取得!】

すねの骨は2本ある!
『下腿骨(脛骨&腓骨)』入門
膝・足首の動きと痛みの鍵!

こんにちは!埼玉整体師養成学校です!
今回は、私たちの膝(ひざ)から足首までの部分、いわゆる**「すね」にあたる『下腿(かたい)』**の骨について、整体師を目指す初心者の方や、ご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!

「すねの骨」というと一本の骨をイメージするかもしれませんが、実は前腕(肘から手首)と同じように、下腿にも2本の骨が存在します。内側(親指側)にある太くて丈夫な**「脛骨(けいこつ)」と、外側(小指側)にある細長い「腓骨(ひこつ)」です。この2本の骨が協力し合って、膝や足首の関節を作り、体重を支え、多くの筋肉が付着する土台となっています。(ただし、前腕のように2本の骨が回転して手首を捻るような動き(回内・回外)は、下腿ではほとんど起こりません。) この脛骨や腓骨、そしてそれらが作る膝関節足関節**、さらに付着する多くの筋肉(**大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)、すねの前の筋肉(前脛骨筋)、すねの外側の筋肉(腓骨筋群)**など)に問題が起こると、膝の痛み足首の痛み捻挫シンスプリント(すねの痛み)、アキレス腱の問題など、下半身の様々なトラブルに繋がってしまうのです!

埼玉県、そしてさいたま市で、膝痛足首痛スポーツ障害(捻挫、シンスプリントなど)に的確に対応できる整体師を目指すなら、この下腿の骨格構造と機能への深い理解は絶対に欠かせません!当校は安い学費で短期最短2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクール整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事であなたの「すね」の秘密を探ってみましょう!

下腿の骨コンビ!「脛骨」と「腓骨」を探検!

まず、下腿を構成する2本の骨の位置関係と役割分担を見てみましょう。

  • 脛骨(けいこつ):内側の”主役”!
    • 下腿の内側(親指側)に位置する、太くて頑丈な骨です。私たちが「すね」として認識し、ぶつけるととても痛いのは主にこの骨(の前側の縁)です。体重の大部分を支える、下腿の主役と言える骨です。
  • 腓骨(ひこつ):外側の”サポーター”!
    • 下腿の外側(小指側)に位置する、脛骨と比べると非常に細い骨です。体重を支える役割は小さく、主に脛骨を補助し、多くの筋肉が付着するための場所を提供し、足首の安定性に関与するサポーターのような存在です。

この脛骨と腓骨は、上下両端で互いに関節(脛腓関節:けいひかんせつ)を作っており、さらに骨と骨の間は**「下腿骨間膜(かたいこっかんまく)」**という丈夫な膜で強く連結されています。

では、それぞれの骨のもう少し詳しい特徴を見ていきましょう。

① 脛骨(けいこつ):すねの主役!太くて頑丈な骨!

  • 場所と特徴: 下腿の内側で体重を支える主要な骨。上(膝側)は左右に大きく張り出して大腿骨を受け止め、下(足首側)も比較的太く、足首の関節を形成します。
  • 主要な部位(ランドマーク):
    • 内側顆(ないそくか)・外側顆(がいそくか): 脛骨の一番上(膝側)で、左右に張り出した台地のような部分。この上面(上関節面)で大腿骨の下端(大腿骨顆)と接触し、膝関節の主要な部分(大腿脛骨関節)を作ります。ここにはクッションの役割をする半月板が乗っています。
    • 顆間隆起(かかんりゅうき): 左右の上関節面の間にある、山のように盛り上がった部分。膝の安定に重要な**十字靭帯(前・後)**などが付着します。
    • 脛骨粗面(けいこつそめん): 脛骨の前面、膝のお皿のすぐ下あたりにある、ザラザラして大きく盛り上がった骨の出っ張り。ここには太ももの前の大きな筋肉**「大腿四頭筋」**(膝を伸ばす筋肉)が、膝蓋骨(お皿)と膝蓋靭帯を介して強力に付着します。ジャンプなどで痛めやすい「オスグッド・シュラッター病」はこの部分の障害です。
    • 脛骨体(けいこつたい)の前縁: いわゆる**「向こうずね」**。骨の中央部分(骨体)の前側の縁は、皮膚のすぐ下にあり、硬く触れることができます。ぶつけると非常に痛い部分ですね。
    • 内果(ないか): 脛骨の下端(足首側)の内側に突き出た部分。いわゆる**「内くるぶし」**のことです。(漢字は「踝」ではなく「果」と書くのが解剖学では一般的です。)
    • 腓骨切痕(ひこつせっこん): 脛骨の下端の外側面にあるくぼみで、腓骨の下端と強固な靭帯結合(下脛腓関節)を作ります。
  • 付着する主な筋肉: 非常に多くの重要な筋肉が付着します。大腿四頭筋ハムストリングスの一部(半腱様筋、半膜様筋)、縫工筋薄筋(これらは膝の内側「鵞足」に停止)、前脛骨筋(すねの前)、後脛骨筋(深層)、長趾屈筋(深層)、ヒラメ筋(ふくらはぎ深層)、膝窩筋(膝裏)など、膝や足首、足指を動かす筋肉の多くが脛骨に関係しています。

② 腓骨(ひこつ):すねの外側の細いサポーター!

  • 場所と特徴: 下腿の外側(小指側)に位置する、脛骨に寄り添うような細長い骨です。脛骨と比べると非常に細く、体重を直接支える役割はほとんどありません。主に筋肉の付着部となり、足首の関節(距腿関節)の外側の壁を作ることで、足首の安定性を高めています。
  • 主要な部位(ランドマーク):
    • 腓骨頭(ひこつとう): 腓骨の一番上(膝側)にある、やや膨らんだ部分。膝の外側やや後ろあたりで、コリッとした骨の頭として触れることができます。ここにはハムストリングスの外側担当**「大腿二頭筋」や、すねの外側の「長腓骨筋」が付着します。また、この腓骨頭の後ろを総腓骨神経という重要な神経が通っている**ため、この部分の打撲や圧迫には注意が必要です(腓骨神経麻痺の原因となる)。
    • 腓骨体(ひこつたい): 骨の中央の細長い部分。多くの筋肉(腓骨筋群、伸筋群、屈筋群の一部)がここから始まります。
    • 外果(がいか): 腓骨の下端(足首側)で、外側に突き出た部分。いわゆる**「外くるぶし」**です。内くるぶし(内果)よりも少し低い位置にあります。足首の安定性を保つ重要な靭帯(外側靭帯)が付着しており、捻挫で損傷しやすい部位です。
  • 付着する主な筋肉: 大腿二頭筋腓骨筋群長腓骨筋、短腓骨筋、第三腓骨筋)、ヒラメ筋、足指や親指を動かす筋肉の一部(長趾伸筋、長母趾伸筋、長母趾屈筋)、後脛骨筋などが付着します。

下腿の骨と整体:膝・足首・すねの痛みとの深い関わり

脛骨と腓骨、そしてそれらが形成する膝関節、足関節、脛腓関節は、私たちの体重を支え、動きを生み出す上で非常に重要ですが、それゆえに様々なトラブルも起こりやすい場所です。

  • 膝痛: 脛骨上部の関節面(内側顆・外側顆)の変形(変形性膝関節症)や、脛骨粗面の痛み(オスグッド病)、あるいは膝周りの筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングスなど)の付着部の問題などが、膝の痛みの原因となります。
  • 足首痛・捻挫: 足関節の不安定性や、内果・外果周辺の靭帯損傷(捻挫)、腓骨筋腱炎などが足首の痛みを引き起こします。特に**外くるぶし(外果)**周辺は内反捻挫で痛めやすい部位です。
  • シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎): ランニングなどの繰り返しの衝撃で、脛骨に付着する筋肉(前脛骨筋、後脛骨筋、ヒラメ筋など)が骨の表面の膜(骨膜)を引っ張り、炎症を起こしてすねの内側や前側に痛みが出るスポーツ障害です。
  • アキレス腱の問題: 脛骨・腓骨に起始を持つ腓腹筋・ヒラメ筋はアキレス腱となって踵骨に停止するため、これらの骨や筋肉の問題はアキレス腱炎などにも繋がります。
  • 骨折: 脛骨・腓骨ともに、スポーツや事故などで骨折することがあります。特に脛骨の骨折は治癒に時間がかかることがあります。

整体師は、これらの下腿の骨の構造、関節の動き(膝、足首、脛腓関節)、そして付着する多くの筋肉の機能と位置関係を正確に理解した上で、お客様の症状の原因を探り、適切なアプローチ(マッサージ、ストレッチ、関節調整、テーピング、トレーニング指導など)を選択・実行していく必要があります。

まとめ:下腿骨は歩行とスポーツの基盤!

今回は、膝から足首までの「下腿」を構成する2本の骨、「脛骨」と「腓骨」について、その構造、役割、そして臨床的な意義を探検しました。

  • 下腿は、内側の太い脛骨と外側の細い腓骨の2本の骨で構成される。
  • 脛骨は体重支持と膝・足首関節の主要部を形成。腓骨は筋肉付着部となり足首を安定させる。
  • 上下で脛腓関節、骨間は下腿骨間膜で連結される。(前腕のような回旋はほとんどない)
  • 脛骨粗面(大腿四頭筋停止部)、内果(内くるぶし)、外果(外くるぶし)、腓骨頭などは重要なランドマーク。
  • 膝、足首、足指を動かす非常に多くの筋肉が付着しており、これらの骨や関節、筋肉の問題が膝痛、足首痛、捻挫、シンスプリントなどの原因となる。
  • 整体師は、下腿の複雑な構造と機能を正確に理解し、評価・アプローチすることが重要!

下腿の骨と筋肉の健康は、私たちが快適に歩き、走り、活動するための大切な基盤です。ご自身の「すね」の状態にも、ぜひ関心を持ってみてください。


埼玉整体師養成学校では、下腿の骨(脛骨・腓骨)や関節(膝・足首・脛腓)の詳細な解剖学から、大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、前脛骨筋、腓骨筋群といった関連する重要な筋肉の機能、そしてシンスプリント捻挫アキレス腱炎などの臨床で頻繁に遭遇する症状に対する評価法と効果的なアプローチ法まで、初心者の方でも基礎から応用まで、深く、そして実践的に学ぶことができます。「膝や足首のスペシャリスト」として活躍できるスキルを、当校で身につけませんか?

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