【埼玉県・さいたま市で整体師の資格を取得!】
二の腕の骨『上腕骨』を徹底解剖!
肩・肘の痛みや動きの鍵を握る!
こんにちは!埼玉整体師養成学校です!
今回は、私たちの腕の骨格の中心であり、肩から肘までのいわゆる**「二の腕」を形作っている、一本の長くて太い骨『上腕骨(じょうわんこつ)』**について、整体師を目指す初心者の方や、ご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく、その構造と役割を探検していきましょう!
上腕骨は、腕の動きにおいて非常に重要な役割を担っています。上端では肩甲骨と**「肩関節」を作り、下端では前腕の2本の骨(尺骨・橈骨)と「肘関節」を作ります。特に肩関節は、上腕骨の丸い頭(上腕骨頭)が肩甲骨の浅い受け皿(関節窩)にはまっている構造のため、非常に可動域が広く自由に動かせる反面、構造的には不安定で脱臼などを起こしやすいという特徴があります。 そして、この上腕骨には、肩や腕を動かすための多くの重要な筋肉が付着しています。これらの筋肉のバランスが崩れたり、骨自体の位置(アライメント)が悪くなったりすると、肩こり、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、あるいはテニス肘・ゴルフ肘**といった、多くの方が悩む肩や肘周りの痛みや動きの制限に繋がってしまうのです!
埼玉県、そしてさいたま市で、お客様の肩や肘のつらい症状を根本から改善したいと考える未来の整体師にとって、上肢の骨格の中心であるこの上腕骨への深い理解は、的確な評価と効果的なアプローチのために絶対に不可欠です!当校は安い学費で短期・最短(2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクールや整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事で二の腕の骨の秘密に迫ってみましょう!
上腕骨の探検ツアー!上から下まで見てみよう!
上腕骨は典型的な「長骨(ちょうこつ)」、つまり細長い形状の骨です。その構造を理解するために、大きく3つの部分(上部、中部(骨体)、下部)に分けて見ていきましょう。
① 上腕骨上部:肩関節を作る”ボール”と筋肉の付着点!
- 上腕骨頭(じょうわんこっとう): 上腕骨の一番てっぺんにある、**滑らかな半球状の”ボール”**の部分です。これが、肩甲骨にある浅いお皿のような「関節窩(かんせつか)」にはまり込むことで、**肩関節(肩甲上腕関節)**を形成します。この「ボール」と「浅い受け皿」の組み合わせが、肩の自由な動きを可能にする一方で、不安定さの原因にもなっています。
- 解剖頚(かいぼうけい): 上腕骨頭のすぐ下にある、わずかなくびれ部分。関節を包む袋(関節包)が付着します。
- 大結節(だいけっせつ): 上腕骨頭の外側にある、大きな骨の出っ張り。肩のインナーマッスルであり、関節を安定させる上で非常に重要な筋肉群**「ローテーターカフ(回旋筋腱板)」**のうち、**棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)**という3つの筋肉が、この大結節に付着します。肩の外側を触ると、この骨の出っ張りを感じることができます。
- 小結節(しょうけっせつ): 大結節の内側(体の前側)にある、少し小さな骨の出っ張りです。ここには、ローテーターカフの残りの一つ、**肩甲下筋(けんこうかきん)**が付着します。
- 結節間溝(けっせつかんこう): 大結節と小結節という2つの出っ張りの間にできる**「溝(みぞ)」です。力こぶを作る筋肉「上腕二頭筋」の長頭腱**という長いスジが、この溝の中を通っています。この腱が炎症を起こすと、肩の前側に痛みが出ます(上腕二頭筋長頭腱炎)。
- 外科頚(げかけい): 大結節・小結節の少し下あたりで、骨がキュッと細くなっている部分。ここは力が集中しやすく、転倒などで骨折を起こしやすい部位であることから「外科頚」という名前がついています。
② 上腕骨中部:骨の”本体”!
- 上腕骨体(じょうわんこつたい): 上腕骨の上部と下部をつなぐ、長くて円柱に近い形状をした、骨の大部分を占める本体の部分です。
- 三角筋粗面(さんかくきんそめん): 骨体のやや上の方、外側の面に、少しザラザラしてわずかに盛り上がった部分があります。ここには、肩全体を覆う大きな筋肉**「三角筋」**が力強く付着しています。腕を横に上げるなどの動作で活躍する筋肉です。
③ 上腕骨下部:肘関節を作る精巧な”滑車”と”ボール”!
- 内側上顆(ないそくじょうか): 肘の内側で、一番ポコッと大きく突き出ている骨の出っ張り。ここは簡単に触れますね。ここからは、主に**手首や指を曲げる筋肉(前腕屈筋群)がたくさん始まっています。野球の投球動作などでここに負担がかかると「野球肘」、ゴルフのスイングなどで負担がかかると「ゴルフ肘」**と呼ばれる痛みの原因となります。
- 外側上顆(がいそくじょうか): 肘の外側で、内側上顆ほどではありませんが、突き出ている骨の出っ張り。ここも触れることができます。ここからは、主に手首や指を伸ばす筋肉(前腕伸筋群)がたくさん始まっています。テニスのバックハンドなどでここに負担がかかると「テニス肘」(外側上顆炎)と呼ばれる痛みの原因となります。
- 上腕骨滑車(じょうわんこつかっしゃ): 肘関節の内側にある、糸巻き(滑車)のような独特の形をした関節面です。前腕の内側の骨である**「尺骨(しゃっこつ)」の上端にあるくぼみ(滑車切痕)と組み合わさり、蝶番(ちょうつがい)のように主に肘の曲げ伸ばしを行う「腕尺関節(わんしゃくかんせつ)」**を作ります。
- 上腕骨小頭(じょうわんこつしょうとう): 肘関節の外側、滑車の隣にある、**小さな半球状の”ボール”のような関節面です。前腕の外側の骨である「橈骨(とうこつ)」**の上端にあるお皿のようなくぼみ(橈骨頭)と組み合わさり、肘の曲げ伸ばしと、**前腕の回旋(手のひらを上や下に返す動き)に関わる「腕橈関節(わんとうかんせつ)」**を作ります。
- 肘頭窩(ちゅうとうか)/ 鈎突窩(こうとつか)/ 橈骨窩(とうこつか): 上腕骨下部の後面(肘頭窩)や前面(鈎突窩、橈骨窩)にある**くぼみ(窩)**です。肘を伸ばしきった時に尺骨の肘頭(肘の後ろの尖った部分)が「肘頭窩」にはまり、肘を深く曲げた時に尺骨の鈎状突起や橈骨頭がそれぞれ「鈎突窩」「橈骨窩」にはまり込みます。これらのくぼみがあることで、肘関節がスムーズに、かつ大きな範囲で動くことができるようになっています。
- 触ってみよう!: 肘の内側と外側の骨の出っ張り(内側上顆・外側上顆)は簡単に触れますね!テニス肘やゴルフ肘で痛くなるポイントです。
上腕骨と筋肉たち:肩・肘の動きと痛みの関係は?
このように、上腕骨には肩や肘、手首、指を動かすための非常に多くの筋肉が付着しています。主なものを挙げると…
- 肩関節を安定させる筋肉(ローテーターカフ): 棘上筋、棘下筋、小円筋(大結節へ)、肩甲下筋(小結節へ)
- 肩を大きく動かす筋肉: 三角筋(三角筋粗面へ)、大胸筋(大結節稜へ)、広背筋(結節間溝近くへ影響)など
- 肘を伸ばす筋肉: 上腕三頭筋(外側頭・内側頭は上腕骨体から)
- 肘を曲げる筋肉: 上腕二頭筋(長頭腱は結節間溝を通る)、上腕筋、腕橈骨筋など
- 手首・指を曲げる筋肉群(前腕屈筋群): 主に内側上顆から
- 手首・指を伸ばす筋肉群(前腕伸筋群): 主に外側上顆から
これらの筋肉が互いにバランスを取りながら働くことで、私たちは腕を自由に、そして巧みに使うことができます。しかし、使いすぎ、使わなさすぎ、あるいは不良姿勢などによって筋肉のバランスが崩れたり、特定の筋肉に過剰な負担がかかったりすると、それが原因で肩こり、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、ローテーターカフの損傷、肩のインピンジメント症候群(挟み込み)、野球肘、ゴルフ肘、テニス肘といった、様々な肩や肘周りの痛みや動きの制限、いわゆるスポーツ障害や慢性的な不調につながってしまうのです。
まとめ:上腕骨は腕の動きと健康の”骨”組み!
今回は、二の腕の骨である「上腕骨」について、その構造と役割、そして臨床的な意義を探検しました。
- 上腕骨は肩から肘までを繋ぐ一本の長い骨で、肩関節と肘関節の形成に中心的な役割を果たす。
- 上部には肩関節を作る上腕骨頭や、肩を安定させるローテーターカフが付着する大結節・小結節がある。肩関節は動きが大きい反面、不安定な構造。
- 中部(上腕骨体)には三角筋などが付着。
- 下部には肘関節を作る上腕骨滑車・小頭や、テニス肘・ゴルフ肘に関わる前腕屈筋群・伸筋群が付着する内側・外側上顆がある。
- この上腕骨に付着する多くの筋肉のアンバランスが、肩こり、四十肩・五十肩、テニス肘・ゴルフ肘といった様々な肩・肘周りの痛みの原因となる。
- 整体師は、上腕骨の構造と、そこに付着する筋肉の機能を深く理解し、お客様の肩・肘周りの問題を評価・アプローチすることが極めて重要!
上腕骨とその周りの筋肉の状態を知ることは、腕や肩の健康を保つための第一歩です。ご自身の二の腕にも、ぜひ意識を向けてみてください。
埼玉整体師養成学校では、上腕骨のような主要な骨の構造はもちろん、それに付着する一つ一つの筋肉の起始・停止・作用、そしてそれらがどのように連動して肩や肘の複雑な動きを生み出しているのか(機能解剖)、さらに四十肩・五十肩やテニス肘・ゴルフ肘といった臨床で頻繁に遭遇する症状がなぜ起こるのか、そしてそれに対してどのような評価とアプローチが有効なのかを、基礎から応用まで、深く、そして実践的に学ぶことができます。「肩や肘の痛みなら、あの先生に!」と地域で頼られる整体師になるための知識と技術が、ここにあります。
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