【埼玉・さいたま市で整体師資格を】
姿勢や肩の動きに直結!
『大胸筋』の解剖学
整体師が知るべきポイント
こんにちは!埼玉整体師養成学校です。
これまで背中や脇の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋)に焦点を当ててきましたが、今回は体の前面、胸の大部分を覆う大きな筋肉、**『大胸筋(だいきょうきん)』**について解説します。
「大胸筋」と聞くと、筋力トレーニングで鍛えるイメージが強いかもしれませんね。もちろん、力強い動きには欠かせない筋肉ですが、整体師としては、肩の動きや姿勢との深い関わりを理解することが非常に重要です。
埼玉やさいたま市で整体師を目指す皆さんにとって、大胸筋は肩の動きや姿勢を理解する上で非常に重要な筋肉です。私たち埼玉整体師養成学校で、この大きな筋肉の秘密を探りましょう。
大胸筋って、どこにあるの?
大胸筋は、胸の大部分、特に鎖骨の下から肋骨にかけて広がる、文字通り大きな筋肉です。体の表面に近いところにあり、比較的触りやすい筋肉の一つです。
大胸筋のキホン解剖学
大胸筋は、付着する場所によって主に**上部(鎖骨部)と下部(胸肋部)**に分けられます。これらの線維が最終的に束になって腕の骨(上腕骨)に付着することで、肩関節の様々な動きを生み出します。
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機能(どんな働きをするの?) 大胸筋全体の主な働きは、**腕を体の内側に閉じたり(内転)、体の前でクロスさせたり(水平屈曲)、内側にねじったり(内旋)**することです。
- 上部(鎖骨部): 腕を体の前から上にあげる動き(屈曲)に強く働きます。特に、腕を水平よりも高く上げる動き(90度以上の外転からのさらなる外転)を補助する働きもあります。また、腕を体側に戻す内転の動きにも関与します。(90度以下の外転位において)
- 下部(胸肋部): 上にあがった腕を体の横に戻す動き(伸展)に働きます。また、胸骨や肋骨から始まるため、腕を固定した状態(リバースアクション)では、肋骨を引き上げる(外旋)働きもあり、呼吸の補助などにも関わります。
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起始(体のどこから始まるの?)
- 上部(鎖骨部): 鎖骨の体の中心側半分(内側前方1/2)から始まります。
- 下部(胸肋部): 第1肋骨から第6肋骨の肋骨とその間の軟骨(肋軟骨)の前側、そして胸骨(胸の中央の平たい骨)に広く付着しています。
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停止(体のどこにくっついているの? – ここが動く!) 上部と下部の筋肉の線維は、最終的に一つにまとまって、平たく幅の広い腱となり、上腕骨(腕の骨)の上の方、大きな出っ張り(大結節)の近くにある「稜」(大結節稜)という部分に付着します。筋肉の線維がねじれて付くのが特徴です。
【ここがポイント!】 大胸筋の線維は、起始部で広く始まり、停止部でねじれながら集まります。この構造によって、肩関節の様々な方向への動きに関与することができるのです。特に、腕を体の前に持ってくる、閉じる、内側に回す、といった日常的によく行う動きに深く関わります。
なぜ大胸筋の知識が整体師に必要なのでしょうか?
なぜ大胸筋の知識が整体師に必要なのでしょうか? それは、大胸筋の硬さや機能不全が、体の様々な不調に繋がることが多いからです。
大胸筋は、日常生活での腕の多くの動き(物を押す、抱える、腕を前に出すなど)に使われるため、非常に硬くなりやすい筋肉です。特に、デスクワークなどで長時間腕を体の前で使っていると、大胸筋が常に縮こまった状態になりやすくなります。
これが、肩を前方に引っ張り、猫背や巻き肩といった不良姿勢の大きな原因となります。さらに、大胸筋が硬くなると、肩関節の正常な動きが制限され、腕を後ろに引く動き(伸展や外旋)がしにくくなったり、肩こり、首の痛み、背中の張りなどに繋がったりします。
背中側の筋肉(菱形筋や前鋸筋など)が弱くなることと、体の前面にある大胸筋が硬くなることの組み合わせは、不良姿勢の典型的なパターンです。整体では、大胸筋の硬さを緩めることで、肩甲骨の動きを改善したり、背中側の筋肉の負担を軽減したりすることが、施術の重要なポイントとなります。
埼玉で整体師を目指すなら、実践的な学びを!
埼玉で、そしてさいたま市で整体師としての道を歩み始めるなら、このような体の前面・後面にある筋肉の繋がりと働きを理解することが不可欠です。
埼玉整体師養成学校では、全身の筋肉・骨格を連携して捉える解剖学と、それに基づいた効果的な手技を学ぶことができます。教科書だけの知識ではなく、実際に体を触って筋肉を感じ取る練習(触察)を重視しているため、実践ですぐに活かせる知識と技術が身につきます。
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まとめ
今回は、体の前面にある大きな筋肉、大胸筋について解説しました。
- 大胸筋は胸の大部分を覆う大きな筋肉で、上部(鎖骨部)と下部(胸肋部)に分けられる。
- 主な機能は肩関節の内転、水平屈曲、内旋。上部は屈曲、下部は伸展にも働く。
- 鎖骨、胸骨、肋骨から始まり、上腕骨に停止する。
- 硬さや機能不全は、猫背や巻き肩、肩の動きの制限、痛みに繋がることが多い。
- 姿勢改善や肩の不調ケアにおいて、大胸筋へのアプローチは非常に重要。
大胸筋の硬さが、意外な体の不調に繋がっているケースは少なくありません。背中側の筋肉だけでなく、大胸筋を含む体の前面の筋肉にも目を向けることが、整体師としての視野を広げ、お客様により最適なケアを提供するために大切です。
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