【埼玉県・さいたま市でおすすめの整体スクール】
股関節・膝関節の”つなぎ目”大解剖!
『下肢の連結』入門 – 痛みと安定性の秘密!
こんにちは!埼玉整体師養成学校です!(2025年5月2日現在)前回は下腿(すね)の骨について学びましたが、今回はその上にある股関節(こかんせつ)と膝関節(ひざかんせつ)、そして下腿の2本の骨(脛骨・腓骨)をつなぐ**脛腓関節(けいひかんせつ)**など、**下肢(脚)の骨と骨をつなぐ「連結部」**について、整体師を目指す初心者の方やご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!
私たちの脚は、体重を支えながら、歩く、走る、座る、立つといった様々な動きを可能にしています。この驚くべき機能は、股関節、膝関節、足関節といった関節が、それぞれ特徴的な構造を持ち、**多くの靭帯(じんたい)**によって適切に支えられているからこそ実現できるのです。関節は動きを生み出す場所であると同時に、負担がかかりやすく、痛みや怪我も起こりやすい場所でもあります。 股関節の痛み、膝の痛み、半月板損傷、靭帯損傷(十字靭帯や側副靭帯など)、足首の捻挫…これらの多くは、下肢の「連結部」の構造や機能の異常と深く関わっています。
埼玉県、そしてさいたま市で、股関節痛や膝痛、スポーツ障害(靭帯損傷、半月板損傷など)のリハビリテーションに関わりたいと考える未来の整体師にとって、下肢の主要な関節と靭帯の構造・機能を正確に理解することは、的確な評価と効果的なアプローチを行うための絶対的な基礎となります!当校は安い学費で短期・最短(2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクールや整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事で股関節と膝関節の”つながり”の秘密を探ってみましょう!
股関節(こかんせつ):安定性抜群!でも筋肉とのバランスが鍵!
まずは、体の中心(骨盤)と脚(大腿骨)をつなぐ、股関節から見ていきましょう。

- どこ?どんな関節?: 骨盤の側面にある深いお椀のような**「寛骨臼(かんこつきゅう)」という受け皿に、太ももの骨「大腿骨」の上端にあるボール状の「大腿骨頭(だいたいこっとう)」が、すっぽりとはまり込んでできています。形としては「球関節」の一種ですが、受け皿が深いので特に「臼状関節(きゅうじょうかんせつ)」と呼ばれ、非常に安定性が高い**のが最大の特徴です!肩関節と比べると、可動域はやや狭まりますが、その分、通常の生活で脱臼することは滅多にありません(大きな事故などを除く)。前後、左右、回旋と、多方向に動かすことができます。
- 構造の特徴:
- 関節唇(かんせつしん): 寛骨臼の縁(ふち)には、線維軟骨でできた「関節唇」というパッキンのようなものが付いており、受け皿をさらに深くして、大腿骨頭を安定させる役割をしています。(この関節唇が傷つく「股関節唇損傷」は、股関節痛の原因の一つです。)
- 関節包(かんせつほう): 関節全体を丈夫な袋(関節包)が包んでいます。
- 強力な靭帯群!: 股関節の安定性をさらに高めるために、非常に多くの太くて強力な靭帯が関節包を補強しています!
- 腸骨大腿靭帯(ちょうこつだいたいじんたい): 関節の前面を覆う、人体で最も強靭と言われる逆Y字型の靭帯!股関節が後ろに反りすぎる(伸展)のを強力に防ぎます。
- 恥骨大腿靭帯(ちこつだいたいじんたい): 関節の前面下部を補強し、脚が外に開きすぎる(外転)のを制限します。
- 坐骨大腿靭帯(ざこつだいたいじんたい): 関節の後面を補強し、大腿骨頭を受け皿に押し付ける役割もあります。
- (その他にも、輪帯や関節内部の大腿骨頭靭帯などがあります。)
- 整体ポイント: 股関節は骨の構造と靭帯によって非常に安定していますが、その周りには多くの強力な筋肉(殿筋群、内転筋群、腸腰筋など)が付着しています。これらの筋肉が硬くなったり、アンバランスになったりすると、股関節の動きが悪くなり、痛み(変形性股関節症など)を引き起こす原因となります。整体では、関節自体の動きだけでなく、これら周囲の筋肉の状態を評価し、バランスを整えるアプローチが重要になります。
膝関節(しつかんせつ):体で最大!でも怪我も多い複雑な関節!
次に、太もも(大腿骨)とすね(脛骨・腓骨)をつなぐ、体で最も大きな関節、膝関節を見ていきましょう。

- どこ?どんな関節?: 主に**大腿骨(太ももの骨)**の下端と、脛骨(すねの内側の太い骨)の上端との間の関節(大腿脛骨関節)です。さらに、膝の前面には膝蓋骨(膝のお皿)があり、これも大腿骨と関節(膝蓋大腿関節)を作っています。膝関節はこれらの要素が組み合わさった、非常に複雑な構造をしています。
- どんな動き?: 基本的にはドアの蝶番のように、**曲げ伸ばし(屈曲・伸展)が主な動き(蝶番関節または顆状関節)ですが、膝が曲がった状態では、わずかに捻る(回旋)**動きも可能です。
- 構造の特徴(膝の安定性を支える重要パーツ!): 膝関節は、骨の形状だけでは不安定なため、多くの軟骨や靭帯によって安定性が保たれています。

- 半月板(はんげつばん): 大腿骨と脛骨の間に挟まっている、C字型(内側)とO字型に近い(外側)の線維軟骨でできたクッション材。内側半月と外側半月の2つがあります。体重の衝撃を吸収・分散し、関節の適合性を高め、安定させる非常に重要な役割を担っています。スポーツなどで損傷しやすく(半月板損傷)、膝の痛みや引っかかり感の原因となります。
- 十字靭帯(じゅうじじんたい): 関節の内部で、大腿骨と脛骨を十字の形に結びつけている2本の強力な靭帯。膝の前後へのズレや捻じれを防ぐ、極めて重要な安定化装置です。
- 前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)(ACL): 脛骨が前にズレるのを防ぎます。バスケットボールやサッカーなどのスポーツで、ジャンプの着地や急な方向転換時に断裂することが多い、非常に有名な靭帯です。
- 後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)(PCL): 脛骨が後ろにズレるのを防ぎます。ACLよりも太くて強靭です。
- 側副靭帯(そくふくじんたい): 関節の**左右(内外)**を補強し、膝が横方向にグラつくのを防ぐ靭帯。
- 内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)(MCL): 膝の内側を補強。膝が外側から内側へ押される力(外反力)で損傷しやすいです。
- 外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)(LCL): 膝の外側を補強。膝が内側から外側へ押される力(内反力)で損傷しやすいです。
- 膝蓋靭帯(しつがいじんたい): 膝蓋骨(お皿)の下の縁から、すねの骨(脛骨粗面)に向かって伸びる、太くて丈夫な腱様の靭帯。太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の力を脛骨に伝えます。ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は、この靭帯の炎症です。
- (その他にも、関節を包む関節包、滑りを良くする滑液包、後方を補強する斜膝窩靱帯や弓状膝窩靱帯、膝蓋骨を支える膝蓋支帯など、多くの組織が関わっています。)

- 整体ポイント: 膝関節は体重がかかり、動きも大きく、構造も複雑なため、非常に痛みや怪我(靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症など)が起こりやすい関節です。整体では、単に痛む場所だけでなく、膝関節全体の動き、アライメント(O脚・X脚など)、そして膝を支える筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋など)の筋力や柔軟性のバランスを評価し、総合的にアプローチしていくことが、根本的な改善のために極めて重要になります。スポーツ障害後のリハビリテーションにおいても、膝関節は中心的なターゲットとなります。
脛腓関節(けいひかんせつ)と下腿骨間膜:すねの2本の骨をつなぐ!

最後に、下腿(すね)にある2本の骨、脛骨と腓骨をつなぐ連結部を見てみましょう。
- 脛腓関節(けいひかんせつ): 脛骨と腓骨は、上下2箇所で関節を作っています。
- 上脛腓関節: 膝のすぐ下、外側で、脛骨と腓骨頭の間にある関節。動きは非常に小さい(半関節)。
- 下脛腓関節(脛腓靭帯結合): 足首のすぐ上で、脛骨と腓骨の下端が、関節腔を持たずに非常に強靭な靭帯で結合されている部分。
- 下腿骨間膜(かたいこっかんまく): 脛骨と腓骨の骨体の間には、丈夫な膜(骨間膜)が張られており、2本の骨を強力に連結しています。
- 役割: 前腕の橈尺関節とは異なり、下腿では回旋運動はほとんど起こりません。脛骨と腓骨の連結は、主に足首の関節(距腿関節)の安定性を高めるために重要です。特に下脛腓靭帯結合は、足首の捻挫(ハイアンクルスプレイン)で損傷されることがあります。
まとめ:下肢の連結は安定性と可動性の見事な調和!
今回は、股関節、膝関節、そして脛腓間の連結について、その構造と役割、そして整体との関わりを探りました。
- 下肢の骨格は、非常に安定性の高い股関節(臼状関節、強力な靭帯)、複雑で可動性も大きいが怪我も多い膝関節(半月板、十字靭帯、側副靭帯などが重要)、そして足首の安定に関わる脛腓間の連結によって構成されています。
- 股関節は脱臼しにくい反面、周囲の筋肉のアンバランスが痛み(変形性股関節症など)につながりやすい。
- 膝関節は構造が複雑で、半月板損傷や十字靭帯・側副靭帯損傷などのスポーツ外傷や、変形性膝関節症が起こりやすい部位。
- 靭帯は、各関節を補強し、安定させ、過度な動きを防ぐ重要な役割を担っています。
- 整体師は、これらの下肢の主要な関節と靭帯の構造・機能を正確に理解し、痛みや機能障害の原因を評価した上で、関節の可動性を改善したり、逆に安定性を高めたり、関連する筋肉のバランスを整えたりといった、適切なアプローチを行うことが重要です!
股関節、膝関節、そして足首周りの健康は、私たちが快適に動き、活動的な生活を送るための基盤です。これらの関節の仕組みを知り、大切にケアしていきましょう。
埼玉整体師養成学校では、股関節、膝関節、足関節といった下肢の主要な関節について、その複雑な解剖学的構造(骨、軟骨、関節唇・半月、関節包、滑液、靭帯など)から、動きの仕組み(運動学・バイオメカニクス)、そして変形性関節症、靭帯損傷、半月板損傷、捻挫といった臨床で頻繁に遭遇する症状のメカニズム、評価法、そして効果的な整体アプローチ(関節モビライゼーション、筋膜リリース、ストレッチ、安定化エクササイズ、リハビリテーションプログラム作成など)まで、初心者の方でも基礎から応用まで、深く、そして徹底的に学ぶことができます。「下肢のトラブルならお任せ!」と自信を持って言える専門知識と技術を、当校で身につけませんか?
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