【埼玉県・さいたま市でおすすめの整体スクール】
足首・足裏の”つながり”大解剖!
『足の連結』入門
捻挫・扁平足・足底痛の謎を解く!
こんにちは!埼玉整体師養成学校です!(2025年5月2日現在)前回は下腿(すね)の骨について学びました。今回は、その下腿骨と足の指をつなぐ、足首から足の甲、そして足指にかけての**「連結部」、つまり足の関節と靭帯(じんたい)**について、整体師を目指す初心者の方やご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!
私たちの足は、片足だけで26個もの骨(種子骨などを除く)が組み合わさった非常に複雑な構造をしています。そして、これらの骨同士が多くの関節を作り、さらにたくさんの靭帯(骨と骨をつなぐ丈夫なバンド)によって補強されることで、体重を支え、地面からの衝撃を吸収し、歩いたり走ったりするための推進力を生み出し、不安定な場所でもバランスを取るといった、驚くべき機能を果たしています。特に、足根骨や中足骨が作る**「足裏のアーチ(土踏まず)」構造は、足の機能の要と言えます。 しかし、この複雑で精密な構造ゆえに、足首の捻挫、アーチが潰れてしまう扁平足**、かかとや土踏まずが痛む足底腱膜炎、親指が曲がる外反母趾など、様々なトラブルも起こりやすいのです。
埼玉県、そしてさいたま市で、これらの足の痛みや変形、歩行の問題に悩むお客様を根本からサポートしたいと考える未来の整体師にとって、足部の複雑な関節と靭帯の仕組みを正確に理解することは、的確な評価と効果的なアプローチのために絶対に不可欠です!当校は安い学費で短期・最短(2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクールや整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事であなたの足元の”つながり”の秘密を探ってみましょう!
足首の関節:体重を支え、複雑な動きを生み出す要!
まず、下腿(すね)と足をつなぐ「足首」周りの主要な関節を見ていきましょう。
① 距腿関節(きょたいかんせつ):足首の曲げ伸ばしのメイン関節!

- どこ?: すねの2本の骨(脛骨と腓骨)の下端が作る「ほぞ穴」のような部分(関節窩)に、足根骨の一つである**「距骨(きょこつ)」**の上にある滑車のような部分(距骨滑車)がはまり込んでできる関節です。いわゆる「足首の関節」のメイン部分です。
- どんな動き?: 主に**足首を上下に動かす(つま先を上げる=背屈、つま先を下げる=底屈)**動きを行います。形状は「らせん関節」(蝶番関節の一種)と呼ばれ、スムーズな曲げ伸ばしを可能にします。
- 支える靭帯: この関節は左右から非常に強力な靭帯で支えられています!
- 内側靭帯(ないそくじんたい)(=三角靭帯): 内くるぶし(内果)から距骨・踵骨・舟状骨へと扇状に広がる、非常に強靭な靭帯。足首が外側に捻じれる(外反)のを防ぎます。
- 外側靭帯(がいそくじんたい): 外くるぶし(外果)から距骨や踵骨へ伸びる3つの靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯)の総称。足首が内側に捻じれる(内反)のを防ぎます。特に**「前距腓靭帯」**は、内反捻挫で最も損傷しやすい靭帯として有名です!

② 距骨下関節(きょこつかかんせつ):足首の”ひねり”(内反・外反)を生み出す!
- どこ?: 足首の関節のすぐ下で、**「距骨」とその下にある「踵骨(かかとの骨)」**との間の関節です。
- どんな動き?: 主に足裏を内側に向ける(内反=内がえし)、**外側に向ける(外反=外がえし)**という「ひねり」の動きを行います。この動きがあるおかげで、私たちはデコボコした地面でもバランスを取って歩くことができます。
- 靭帯: 関節の中にある骨間距踵靭帯や、内外の距踵靭帯などで補強されています。
③ 距踵舟関節(きょしゅうしゅうかんせつ):3つの骨が連動する複合関節

- どこ?: 距骨の頭、踵骨の前部、そして土踏まずの要である舟状骨の後ろの間で作られる、少し複雑な関節です。
- 役割: 距骨下関節と連動して、足部の内返し・外返しや、足裏アーチ(土踏まず)の形状変化に関わる重要な関節です。
足根骨間の関節:足の甲を形作る”石畳”構造!
足首と足指の間にある7個の足根骨は、互いに多くの小さな関節で連結されています(例:踵立方関節、楔舟関節、楔間関節、楔立方関節など)。これらの関節の多くは、動き自体は小さい**「半関節」や「平面関節」ですが、全体として石畳のように組み合わさることで、足部に安定性を与えつつ、地面からの衝撃を吸収するための適度な柔軟性も生み出しています。これらの骨と骨は、背側(甲側)・底側(足裏側)・骨間(骨と骨の間)にある多くの足根靭帯によって強固に結びつけられています。特に足裏側には、長足底靭帯(最も表層で強力)や底側踵舟靭帯**(別名:スプリング靭帯、アーチ維持に超重要!)など、アーチを支える上で欠かせない靭帯がたくさんあります!
また、足部には臨床的に重要な2つの関節ラインがあります。

- ショパール関節(横足根関節): 距骨・踵骨(後ろ)と舟状骨・立方骨(前)の間の関節ライン。
- リスフラン関節(足根中足関節): 楔状骨・立方骨(後ろ)と中足骨(前)の間の関節ライン。
足の甲と指の関節:地面を捉え、力強く蹴り出す!
足の甲から指先にかけても、多くの関節が存在します。
① 足根中足関節(そっこんちゅうそくかんせつ)(=リスフラン関節):足根骨と足の甲をつなぐ!
- どこ?: 足根骨の遠位列(楔状骨、立方骨)と、足の甲を作る5本の中足骨の根元(中足骨底)との間の関節ラインです。
- 特徴: 主に半関節で動きは小さいですが、足部の安定性に重要です。スポーツなどで強い力がかかると捻挫や脱臼骨折を起こすことがあります(リスフラン関節損傷)。
② 中足間関節(ちゅうそっかんかんせつ):中足骨同士をつなぐ!
- どこ?: 隣り合う中足骨の根元(中足骨底)の間にある関節です。
- 特徴: 半関節で動きは非常に小さく、主に横アーチの形成と安定に関わります。
③ 中足趾節関節(ちゅうそくしせつかんせつ)(MP関節):足指の付け根の関節!
- どこ?: 中足骨の先端(中足骨頭)と、足指の根元の骨(基節骨底)との間の関節。いわゆる**「足指の付け根」**の関節です。
- 動き: 球関節に近い構造で、指を**上下に曲げ伸ばし(屈曲・伸展)するだけでなく、指を左右に開いたり閉じたり(外転・内転)**することも可能です。歩行時に地面を蹴り出す際(MP関節伸展)に非常に重要な役割を果たします。
- 靭帯: 左右の側副靭帯、底側の底側靭帯、隣の指と繋がる深横中足靭帯などで補強されています。
④ 趾節間関節(しせつこつかんかんせつ)(IP関節):足指の”節々”の関節!
- どこ?: 足指の骨(趾骨)の間にある関節です。
- 構造と動き: 蝶番関節で、主に指を**曲げる(屈曲)・伸ばす(伸展)**動きを行います。
- 種類:
- PIP関節(近位指節間関節): 第2~5趾の基節骨と中節骨の間(第二関節)。
- DIP関節(遠位指節間関節): 第2~5趾の中節骨と末節骨の間(第一関節)。
- IP関節(母趾趾節間関節): 親指(母趾)の基節骨と末節骨の間(親指は関節が1つ少ない)。
- 靭帯: 左右の側副靭帯などで補強されています。
まとめ:足の連結は、安定性と機能性を両立させる精密構造!
今回は、足首から足指までの複雑な「連結」、すなわち関節と靭帯について探検しました。
- 足には、距腿関節(足首の曲げ伸ばし)、距骨下関節(内返し・外返し)、多数の足根間関節(ショパール関節、リスフラン関節など)、中足趾節関節(MP関節、指の付け根)、趾節間関節(PIP, DIP, IP、指の節々)といった、非常に多くの関節が存在します。
- これらの関節は、内側・外側側副靭帯(足首)、二分靭帯、長足底靭帯、底側踵舟靭帯(スプリング靭帯)など、数えきれないほどの靭帯によって複雑かつ強固に支えられ、安定性と可動性を見事に両立させています。
- この精密な連結構造が、体重支持、衝撃吸収、推進力生成、バランス保持といった足の多様な機能を可能にし、特に重要な足裏のアーチ構造を維持しています。
- これらの関節や靭帯の機能不全や損傷(使いすぎ、怪我、加齢など)が、足首捻挫、扁平足、足底腱膜炎、外反母趾、中足骨頭痛、関節症など、私たちが悩む多くの足のトラブルを引き起こします。
- 整体師は、足の複雑な連結構造(関節・靭帯)と、それらがどのように機能し、どのように問題を起こすのかを深く理解し、評価し、適切なアプローチ(関節調整、モビライゼーション、筋肉へのアプローチ、テーピング、運動療法など)を行うことが、足元からの健康改善に不可欠です!
足はまさに人体の土台。その複雑で精巧な「つながり」を知ることは、整体師にとっても、ご自身の体をケアする上でも、非常に重要ですね!
埼玉整体師養成学校では、足部・足関節のような非常に複雑な部位についても、骨・関節・靭帯・筋肉・神経の一つ一つの詳細な解剖学から、それらが連動して生み出す動き(運動学・バイオメカニクス)、そして捻挫、扁平足、外反母趾、足底腱膜炎といった臨床で頻繁に遭遇する症状のメカニズムと、それらに対する効果的な評価法・アプローチ法まで、初心者の方でも基礎から応用まで、深く、そして実践的に学ぶことができます。「足のトラブルならお任せ!」と自信を持って言える専門知識と技術を、当校で身につけませんか?
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