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肋骨と胸骨の骨

【埼玉県・さいたま市で整体師資格を取得!】

呼吸と姿勢の”鎧”!
『肋骨&胸骨』入門
胸郭の仕組みと整体での重要性

こんにちは!埼玉整体師養成学校です!
今回は、私たちの体の中心部にあって、大切な内臓を守り、呼吸姿勢に深く関わる重要な骨格、**『肋骨(ろっこつ)』『胸骨(きょうこつ)』**について、整体師を目指す初心者の方や、ご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!

肋骨と胸骨は、背中側の背骨(胸椎)と共に**「胸郭(きょうかく)」という、まるで鎧(よろい)や鳥かごのような立体的な構造を作っています。この胸郭には、①肺や心臓などの生命維持に不可欠な内臓を衝撃から守る**、②呼吸運動(特に肺を広げる動き)を行う、③上半身の土台となり良い姿勢を保つ、④肩や腕の動きの起点となる、といった非常に重要な役割があります。 そのため、肋骨や胸骨、そしてそれらをつなぐ関節の動きが悪くなったり、位置が歪んだりすると、呼吸が浅くなったり、猫背などの不良姿勢になったり、背中や胸、時には肩や首、腰にまで痛みや張りを感じたりする原因となるのです!

埼玉県、そしてさいたま市で、お客様の呼吸の悩み、姿勢の問題、あるいは原因不明の胸や背中の痛みに対して、根本からアプローチできる整体師を目指すなら、この胸郭(肋骨・胸骨)の構造と機能への深い理解は絶対に欠かせません!当校は安い学費で短期最短2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクール整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事で胸郭の秘密を探ってみましょう!

肋骨(ろっこつ):内臓を守り、呼吸で動く12対の”かご”の骨!

まずは、胸郭の側面と後面を構成する肋骨から見ていきましょう。

  • どこにある?何本ある? 胸部の左右に12本ずつ、合計24本ある、細長くてカーブした骨です。後ろは背骨(胸椎)から始まり、前または側面に向かって弓なりに伸びています。
  • どうやって繋がってる?
    • 後ろ側: 全ての肋骨(12対)が、それぞれ対応する**背骨(胸椎)**としっかりとした関節(肋椎関節:ろくついかんせつ)を作っています。
    • 前側: 上から7番目までの肋骨(第1~第7肋骨)は、「肋軟骨(ろくなんこつ)」という軟骨部分を介して、胸の真ん中にある胸骨に直接つながっています(胸肋関節:きょうろくかんせつ)。8番目~10番目の肋骨は、直接胸骨には付かず、上の肋軟骨にくっつく形で間接的に繋がっています。そして、11番目と12番目の肋骨は、前側がどこにも繋がらずに浮いたような状態になっています。
  • 肋骨の分類(ちょっと詳しく):
    • 真肋(しんろく):第1~第7肋骨 → 胸骨に直接(肋軟骨を介して)繋がっている「本物(真)」の肋骨。
    • 仮肋(かろく):第8~第12肋骨 → 胸骨に直接は繋がっていない「仮」の肋骨。
    • 浮遊肋(ふゆうろく):第11、第12肋骨 → 仮肋の中でも、前方がどこにも接続せず浮いているように見える肋骨。
  • どんな役割があるの?
    • 内臓保護: 肺、心臓、肝臓、脾臓などの重要な内臓を外部の衝撃から守る「鎧」の役割。
    • 呼吸運動: 横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が働くことで、肋骨全体が引き上げられたり引き下げられたりして胸郭が広がり、呼吸が可能になります。肋骨や肋椎関節、胸肋関節の動きの柔軟性が、呼吸の深さや楽さに直結します!
  • 整体師として知っておきたいポイント:
    • 骨折しやすい: 肋骨は比較的細くて衝撃に弱いため、転倒や打撲はもちろん、強い咳やくしゃみ、ゴルフのスイングのような捻り動作でも骨折することがあります。ただし、骨が肺に刺さるなどの重篤な場合を除き、多くはバストバンドなどで固定して自然治癒を待ちます。
    • たくさんの筋肉が付着!: 肋骨には、横隔膜(下縁)、肋間筋(肋骨の間)、斜角筋(上部)、前鋸筋(側面)、小胸筋(前面)、腹筋群(下部)、脊柱起立筋群(後面)、腰方形筋(最下部)など、呼吸、姿勢、肩甲骨、体幹の動きに関わる非常に多くの筋肉が付着する「ハブステーション」のような場所です!

胸骨(きょうこつ):胸の真ん中の”ネクタイ”骨!

次に、胸郭の前面中央にある胸骨を見てみましょう。

  • どこにある?どんな形? 胸の前面、真ん中に位置する、縦に長い平たい骨です。ちょうどネクタイのような形をイメージすると分かりやすいかもしれません。
  • 役割は? 前側で左右の肋骨(主に第1~第7)や鎖骨と連結し、胸郭の前壁を形成して強度を高め、内臓を保護しています。
  • 3つの部分に分かれています:
    • ① 胸骨柄(きょうこつへい): 一番上の、ネクタイの結び目にあたるような、幅の広い部分。左右の鎖骨と関節(胸鎖関節)を作り、第1肋骨全体と、第2肋骨の一部とも関節します。首の筋肉である胸鎖乳突筋などが付着します。
    • ② 胸骨体(きょうこつたい): 胸骨柄の下に続く、ネクタイの本体のような、最も長くて平たい部分。第2~第7肋骨が肋軟骨を介してここに関節します。胸の大きな筋肉である大胸筋などが付着します。
    • ③ 剣状突起(けんじょうとっき): 胸骨体の一番下にある、小さくて尖った(剣先のような)部分。みぞおちのすぐ下あたりにあります。腹直筋(シックスパックの筋肉)や横隔膜の一部が付着します。(強く押すと折れたり、内臓を傷つけたりする可能性があるので注意が必要です)
  • 胸骨角(きょうこつかく)(ルイ角): 胸骨柄と胸骨体が結合する部分は、少し前に角度がついています。この角度を「胸骨角」または発見者の名前をとって「ルイ角」と呼びます。体表から触れることができ、ちょうど第2肋骨が付着する高さを示すため、肋骨を数える際などの重要なランドマークとなります。
  • 触ってみよう! 胸の真ん中を上から下に触っていくと、硬い平らな骨(胸骨)が感じられますね。一番上の部分が胸骨柄、その下が胸骨体、一番下の小さな尖りが剣状突起です(みぞおちのあたり)。胸骨柄と胸骨体の間のわずかな角度(胸骨角)も触れることができます。

胸郭(きょうかく):呼吸と姿勢の土台となる”かご”

これまで見てきた肋骨胸骨、そして後ろ側の背骨(胸椎)が組み合わさってできる、この「胸郭」という立体的な”かご”こそが、私たちの呼吸運動の中心的な舞台であり、上半身の姿勢を支える土台であり、さらには肩や腕の動きの起点ともなる、非常に重要な構造なのです。 この胸郭が、筋肉の硬さや関節の動きの悪さによって柔軟性を失ってしまうと、呼吸は浅くなり、背中は丸まり(猫背)、肩は前に巻き込み、首や肩、腰にも負担がかかりやすくなる…という悪循環に陥ってしまいます。

整体では、この胸郭全体の動き(呼吸時の広がり、背骨の動き、肋骨や胸骨周りの関節の動き)を評価し、硬くなっている筋肉(肋間筋、横隔膜、腹筋、背筋など)を緩めたり、動きの悪くなった関節の可動性を改善したり、そして正しい呼吸法を指導したりすることで、胸郭の機能を高め、呼吸や姿勢の問題、そして関連する様々な痛みや不調の改善を目指します。

まとめ:胸郭は生命と健康を支える”鎧”であり”ふいご”!

今回は、胸郭を構成する「肋骨」と「胸骨」について、その構造と役割、そして整体との関わりについて解説しました。

  • 肋骨は左右12対あり、後ろで胸椎、前で多くが胸骨と繋がり、胸郭という「かご」を作る。真肋・仮肋・浮遊肋に分類される。
  • 胸骨は胸の前面中央にある骨で、胸骨柄・胸骨体・剣状突起からなる。
  • 肋骨と胸骨は、内臓保護呼吸運動(胸郭の拡大・縮小)、姿勢維持、腕の動きの土台として不可欠。
  • 呼吸筋(横隔膜、肋間筋など)、体幹筋(腹筋、背筋)、肩周りの筋肉など、多くの重要な筋肉が付着する。
  • 肋骨は骨折しやすく、胸郭全体の硬さは呼吸や姿勢に大きな悪影響を与える。
  • 整体師は、胸郭(肋骨・胸骨・胸椎)の構造と機能を深く理解し、呼吸・姿勢・痛みとの関連性を評価・アプローチすることが非常に重要!

胸郭は、まさに私たちの生命と健康を支える頑丈な”鎧”であり、生命活動の根源である呼吸を生み出す”ふいご”のような存在です。ご自身の胸郭の状態にも、ぜひ関心を向けてみてくださいね!


埼玉整体師養成学校では、肋骨一本一本の動きや、胸骨との関節、背骨との関節、そしてそれらを動かす横隔膜や肋間筋、斜角筋などの呼吸筋について、解剖学・運動学・生理学に基づいて、初心者の方でも基礎から深く、そして臨床に直結する形で学ぶことができます。「呼吸が変われば人生が変わる」…そんな深いレベルでのアプローチができる整体師を育成します。

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