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手の骨

【埼玉県・さいたま市で整体師の資格を取得!】

手首の秘密!8つの小さな骨『手根骨』入門
腱鞘炎・手根管症候群にも関係?

こんにちは!埼玉整体師養成学校です!(2025年5月1日現在)今回は、私たちの「手首」を形作り、複雑で器用な手の動きを可能にしている、小さくて個性的な骨たちの集まり**『手根骨(しゅこんこつ)』**について、整体師を目指す初心者の方や、ご自身の体に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!

手首というと、なんとなく一つの関節のように思われがちですが、実は前腕の骨(橈骨・尺骨)と手のひらの骨(中手骨)の間には、8個もの小さな骨(手根骨)が、まるで小さな石ころがパズルのようにぎっしりと組み合わさって存在しているんです!これらの小さな骨たちが、互いに少しずつ動き合うことで、手首を曲げたり、反らしたり、左右に傾けたりといった、柔軟で複雑な動きが可能になります。 しかし、この手根骨の周りには多くの腱や神経が通っており、構造も複雑なため、腱鞘炎手首の痛み、そして手のしびれを引き起こす**「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」**といったトラブルも起こりやすい場所なのです。

埼玉県、そしてさいたま市で、お客様の手首の痛みやしびれ、あるいは手の使いにくさといった悩みに的確に対応できる整体師を目指すなら、この手首の精密な構造、特に手根骨への理解は不可欠です!当校は安い学費で短期最短2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクール整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事で手首の骨の秘密を探ってみましょう!

手根骨ってどこにある?どんな骨たちがいるの?

手根骨は、前腕の2本の骨(橈骨・尺骨)と、手のひらの骨(中手骨)の間に位置する、8個の小さな骨の総称です。これらの骨は、不規則な形をしており、互いに靭帯で強く結ばれながら、2つの列を作って並んでいます。

  • 近位列(きんいれつ):前腕に近い列(4個) 手首を曲げ伸ばしする際に、主に橈骨と関節を作ります。親指側から小指側に向かって、以下の4つの骨が並んでいます。
    1. 舟状骨(しゅうじょうこつ): 親指の付け根あたりにある、船のような形をした骨。
    2. 月状骨(げつじょうこつ): その隣、手首の中央あたりにある、三日月のような形をした骨。
    3. 三角骨(さんかくこつ): 月状骨の小指側にある、三角錐のような形の骨。
    • 豆状骨(とうじょうこつ): 三角骨の手のひら側に、ちょこんと乗っかるように存在する、エンドウ豆のような小さな骨。
  • 遠位列(えんいれつ):指に近い列(4個) 手のひらの骨(中手骨)と関節を作ります。こちらも親指側から小指側に向かって、以下の4つの骨が並んでいます。
    1. 大菱形骨(だいりょうけいこつ): 親指(母指)の付け根の骨(第1中手骨)と関節を作る、菱形の骨。
    2. 小菱形骨(しょうりょうけいこつ): 大菱形骨の隣にある、小さな菱形の骨。人差し指(第2中手骨)と主に関節します。
    3. 有頭骨(ゆうとうこつ): 手根骨の中で最も大きく、手首のほぼ中央に位置し、丸い頭を持つ骨。中指(第3中手骨)と主に関節します。
    4. 有鈎骨(ゆうこうこつ): 小指側にある、手のひら側に向かって「カギ(鈎)」のような突起を持つ骨。薬指・小指(第4・第5中手骨)と関節します。

8個全部の名前と位置を覚えるのは大変かもしれませんが、これらの小さな骨たちがチームとして働くことで、手首の複雑な動きが生まれているのです!

手根骨の主要メンバーとランドマーク、そして注意点!

8つの手根骨の中でも、特に整体の臨床や日常生活で話題になりやすい骨や部位をいくつかピックアップしてみましょう。

  • 舟状骨(しゅうじょうこつ): 親指の付け根、手首のくぼみ(解剖学的嗅ぎタバコ窩、スナッフボックス)で触れることができます。転んで手をついた際に骨折しやすい骨として有名です。血行が悪いため、骨折が見逃されたり、治りにくかったりすることもあるので注意が必要です。
  • 月状骨(げつじょうこつ): 手首の中央(近位列)にあり、安定性に重要な骨ですが、脱臼したり、血行障害を起こして骨が壊死してしまう病気(キーンベック病)になったりすることがあります。
  • 豆状骨(とうじょうこつ): 手首の小指側の手前(手のひら側)で、グリグリと動く小さな骨として触ることができます。これは三角骨の上に乗っています。前腕から来る尺側手根屈筋という筋肉の腱がここに付着します。
  • 大菱形骨(だいりょうけいこつ): 親指の付け根の骨(第1中手骨)と、馬の鞍(くら)のような特殊な形状の関節**「鞍関節(あんかんせつ)」**を作っています。この関節のおかげで、**親指は他の指と向かい合わせる(対立)**など、非常に自由で複雑な動きが可能になります。しかし、使いすぎるとこの関節(母指CM関節)が変形して痛みが出る「母指CM関節症」になりやすい部位でもあります。
  • 有鈎骨(ゆうこうこつ): 手のひら側にある**「カギ(鈎)」のような突起(有鈎骨鈎)が特徴です。この突起は、野球のバットやゴルフのクラブを握った際の衝撃などで骨折することがあります。また、このカギ状突起のすぐそばを尺骨神経が通っており、ここで神経が圧迫されるギヨン管症候群**の原因となることもあります。

手根管(しゅこんかん):神経と腱が通る手首のトンネル!

手根骨は、手のひら側から見ると、全体として緩やかなアーチ状(溝状)の形をしています。これを「手根溝(しゅこんこう)」と呼びます。そして、この溝の上を、手首を横切る強靭なバンド状の靭帯「屈筋支帯(くっきんしたい)」が蓋をするように覆っています。 この手根骨と屈筋支帯によって作られるトンネル状の空間が**『手根管(しゅこんかん)』**です!

この狭い手根管の中には、指を曲げるための9本の腱(長母趾屈筋腱1本、浅指屈筋腱4本、深指屈筋腱4本)と、親指・人差し指・中指・薬指半分の感覚と親指の付け根の筋肉(母指球筋)を支配する**「正中神経(せいちゅうしんけい)」**という非常に重要な神経が、ぎゅうぎゅう詰めになって通っています。

手根管症候群とは?

手の使いすぎ、むくみ、妊娠・出産、あるいは原因不明の理由で、この手根管の中の圧力が高まり、正中神経が圧迫されてしまうことがあります。これが**「手根管症候群」です。主な症状は、親指から薬指(の親指側半分)にかけてのしびれや痛み(特に夜間や明け方に強い)、そして進行すると親指の付け根の筋肉(母指球筋)が痩せてきて、細かい物をつまみにくくなる、といったものです。これは整体**の対象となることも多い、非常に一般的な手のトラブルです。

手根骨が作る関節と手首の動き

手根骨は互いに、そして橈骨や中手骨と複雑な関節を作り、手首や手の動きを可能にしています。

  • 手関節(橈骨手根関節): 主に前腕の橈骨と、手根骨の**近位列(舟状骨、月状骨、三角骨)**の間で作られる関節です。**手首を手のひら側に曲げる(掌屈)、手の甲側に反らす(背屈)、親指側に傾ける(橈屈)、小指側に傾ける(尺屈)**といった、手首の主要な動きはこの関節で行われます。
  • 手根中央関節: 手根骨の近位列と遠位列の間にある関節です。手関節の動きを補助するように、わずかに動きます。
  • 手根中手関節(CM関節): 手根骨の遠位列と、手のひらを作る中手骨との間の関節です。特に重要なのが、親指の**第1CM関節(大菱形骨と第1中手骨の間)で、これは馬の鞍のような形をした「鞍関節」**であり、親指が他の指と異なる自由な動き(対立運動など)を可能にしています。
  • (※ちなみに、手首を捻る動き(手のひらを返す動き=回内・回外)は、手根骨ではなく、前腕の橈骨と尺骨の間の関節(橈尺関節)で行われています。)

    まとめ:手根骨は手首の機能とトラブルの鍵!

    今回は、手首にある8つの小さな骨「手根骨」について、その構成、主要な骨、手根管、関節、そして臨床的な意義を探検しました。

    • 手根骨は手首にある8個の小さな骨の集まり(近位列4個、遠位列4個)。
    • 互いに複雑に関節しあい、手首の柔軟で巧みな動き(掌屈・背屈・橈屈・尺屈)を可能にする。
    • 手のひら側には手根管というトンネルがあり、正中神経と指を曲げる腱が通る。ここでの圧迫が**手根管症候群(しびれ)**の原因となる。
    • 舟状骨骨折月状骨の問題、親指の母指CM関節症有鈎骨鈎骨折など、手根骨や関連する関節のトラブルも多い。
    • 整体師は、手根骨の複雑な構造と動き、手根管、関連する神経・腱・筋肉を深く理解し、手首の痛みやしびれ、腱鞘炎、機能障害の原因を評価し、的確にアプローチすることが極めて重要!

    手首は、日常生活でもスポーツでも酷使されやすい部位です。その機能を支える手根骨への理解を深めることは、多くの手首のトラブル解決への第一歩となります。


    埼玉整体師養成学校では、手首や手のような非常に複雑で精密な構造を持つ部位についても、骨の一つ一つ、関節の動き、神経や腱の走行、そして関連する症状(手根管症候群腱鞘炎CM関節症など)のメカニズムとアプローチ法を、模型や図、丁寧な触診練習を通して、初心者の方でも基礎から応用までしっかりと学ぶことができます。「手首の痛みやしびれなら、あの先生に!」と頼られる整体師になるための知識と技術が、ここにあります。

    安い学費、短期最短2ヶ月での資格取得、夜間コース、働きながら資格取得可能など、あなたの「学びたい」という熱意に応える環境を整えています!埼玉県、さいたま市整体 スクール整体 学校をお探しなら、ぜひ一度、当校の学校見学や個別相談にお越しください!手や腕の専門家として活躍する未来を、一緒に目指しましょう!

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