【埼玉県・さいたま市のおすすめ整体スクール】
足の甲と指の骨!
『中足骨&趾骨』入門
外反母趾・内反小趾、歩行の秘密!
こんにちは!埼玉整体師養成学校です!
前回は足首周りの複雑な骨「足根骨」を探検しました。今回はその先に繋がり、足の甲から指先までを形作っている骨たち、**『中足骨(ちゅうそくこつ)』と『趾骨(しこつ、あしのゆびのほね)』**について、整体師を目指す初心者の方や、ご自身の足に興味のある一般の方にも分かりやすく解説していきます!
中足骨と趾骨は、手の「中手骨」と「指骨」にあたる骨です。これらの骨が足根骨と共に精巧なアーチ構造を作り上げ、私たちの体重を支え、地面からの衝撃を吸収し、そして歩行時には力強く地面を蹴り出す推進力を生み出し、バランスを取るための重要な土台となっています。 しかし、これらの骨や関節、あるいは関連する筋肉に問題が起こると、足の甲の痛みやタコ・魚の目、足指の変形(外反母趾(がいはんぼし)、内反小趾(ないはんしょうし)、**ハンマートゥ(槌指)**など)、そして歩き方の問題など、様々な足のトラブルに繋がってしまうのです。
埼玉県、そしてさいたま市で、お客様の足元の悩み、特に外反母趾や足の痛み、歩行の問題などを根本から改善したいと考える未来の整体師にとって、この足先の細かな骨格構造と機能への深い理解は不可欠です!当校は安い学費で短期・最短(2ヶ月も可能!)での整体 資格取得を応援!夜間コースで働きながら資格取得も可能です。整体 スクールや整体 学校選びでお悩みの方、ぜひこの記事であなたの足先の”骨組み”を探検してみましょう!
中足骨(ちゅうそくこつ):足の甲の”扇の骨”!【5本】
まずは、足の甲の部分を形作っている中足骨から見ていきましょう。

- どこにある?何本ある? **足の甲(足背)**の部分にあり、足首側の「足根骨」と、足指の骨「趾骨」の間をつなぐ、5本の細長い骨です。手のひらの中手骨に対応します。足の甲を触ると、指に向かって伸びる5本の骨のラインを感じることができますね。
- 名前の呼び方: 親指(母趾)側から順番に**「第1中足骨」「第2中足骨」「第3中足骨」「第4中足骨」「第5中足骨」**と番号で呼びます。
- 骨の各部分の名前: それぞれの中足骨は、足首に近い根元側(近位)から指先側(遠位)に向かって、
- 中足骨底(ちゅうそくこつてい): 足根骨と関節を作る、太くなった根元の部分。
- 中足骨体(ちゅうそくこつたい): 骨本体の細長い部分。
- 中足骨頭(ちゅうそくこつとう): 指の付け根側にある、丸く膨らんだ頭の部分。足指の骨(基節骨)と関節を作ります。地面に接地して体重がかかる重要な部分で、横アーチを形成します。ここに負担が集中すると、タコができたり痛みが出たりします(中足骨頭痛)。
- 関節と特徴:
- リスフラン関節(足根中足関節): 中足骨底が、足根骨の遠位列(3つの楔状骨と立方骨)と作る関節ラインのことです。足部の安定性に重要で、スポーツなどで捻挫や脱臼骨折を起こすこともあります。
- 第1中足骨(親指): 5本の中で最も太くて短いのが特徴です。内側の楔状骨と関節します。体重を支え、歩行時の最後の蹴り出しに非常に重要な役割を果たします。外反母趾では、この第1中足骨が内側に開くように角度がついてしまうことが問題となります。
- 第5中足骨(小指): 足の外側の縁にあります。その付け根(基部)には**「第5中足骨粗面」や「茎状突起」と呼ばれる骨の出っ張りがあり、すねの外側から来る短腓骨筋という筋肉が付着します。この部分は、足首を内側に強くひねった際(内反捻挫時)に、短腓骨筋腱に引っ張られて骨折(裂離骨折)を起こしやすい場所として有名です。いわゆる「下駄骨折」**と呼ばれる骨折の一つです。
- 付着する主な筋肉: 前腕から来る長腓骨筋(第1中足骨底などへ)、短腓骨筋(第5中足骨へ)、そして足の中にある内在筋である母趾内転筋(第2~4中足骨から起始)、骨間筋(中足骨の間)などが付着し、足のアーチや指の動きに関わっています。
趾骨(しこつ):足指の”節々”!【14本】

次に、中足骨の先に連なる、足の指そのものを形作っている「趾骨」を見ていきましょう。「趾」は「あしゆび」を意味する漢字です。
- どこにある?何本ある? 中足骨の先端につながる、足の指を構成する小さな骨々です。手の指骨と同じ構成で、親指(母趾)だけは2個の趾骨、他の4本の指(第2~第5趾)はそれぞれ3個の趾骨からできています。したがって、片足で合計14個の趾骨があります。
- 指の名前(足の場合): 足の指は、親指側から順番に番号で呼ぶのが一般的です。
- 親指 → 第1趾(だいいっし) または 母趾(ぼし)
- 人差し指 → 第2趾(だいにし)
- 中指 → 第3趾(だいさんし)
- 薬指 → 第4趾(だいよんし)
- 小指 → 第5趾(だいごし) または 小趾(しょうし)
- 趾骨の種類(3種類): 指を構成する骨は、足の甲に近い根元側から順に以下の3種類があります。
- 基節骨(きせつこつ): 各指の最も根元側にある骨。全ての指に1個ずつ、計5個あります。中足骨頭と**「MP関節(中足趾節関節)」(指の付け根の関節)を作ります。ここには短母趾屈筋**、母趾内転筋、小趾外転筋、短小趾屈筋といった足部内在筋の多くが付着します。
- 中節骨(ちゅうせつこつ): 指の真ん中にある骨。手の指と同じく、親指(母趾)にはこの中節骨がありません! 他の4本の指(第2~5趾)に1個ずつ、計4個あります。基節骨と**「PIP関節(近位指節間関節)」**(指の第二関節)を作ります。短趾屈筋などが付着します。
- 末節骨(まっせつこつ): 指の一番先端にある骨。爪が生えている部分です。全ての指に1個ずつ、計5個あります。中節骨(親指の場合は基節骨)と**「DIP関節(遠位指節間関節)」(指の第一関節)を作ります。ふくらはぎから来る長趾屈筋**、長母趾屈筋(指を曲げる筋肉)や、長趾伸筋、長母趾伸筋(指を伸ばす筋肉)などがここに付着します。
- 各趾骨の部位: 中手骨と同じように、各趾骨も根元側から「底(てい)」「体(たい)」「頭(とう)」と呼ばれます。
- 触ってみよう!: 手の指と同じ構造ですね!足の親指には関節が2つ(MP関節とIP関節)、他の指には関節が3つ(MP関節、PIP関節、DIP関節)あります。普段あまり意識しない足の指の節々ですが、触ってその存在を確認してみましょう。
足の甲と指の関節・筋肉:歩行とバランスを支える精密構造!

これまで見てきた足根骨(7個)、中足骨(5個)、趾骨(14個)、合わせて片足で26個もの骨があります!(※種子骨などを含めるとさらに増えます)そして、これらの骨の間には、リスフラン関節、MP関節、PIP関節、DIP関節といった多くの関節が存在します。 これらの骨と関節が作り出す精巧な3つのアーチ構造(内側縦・外側縦・横)と、そこに付着する多くの筋肉(ふくらはぎから来る外在筋と、足の中にある内在筋)が、見事な連携プレーをすることで、私たちの足は、体重を支え、衝撃を吸収し、バランスを保ち、そして力強く地面を蹴って前進するという、驚くほど多様で重要な機能を果たしているのです!
まとめ:足の甲と指の骨格は、健康な歩みの土台!
今回は、足の甲の骨組みを作る「中足骨」と、足指を形作る「趾骨」について、その構造、名称、関節、そして臨床的な意義を探検しました。
- 足の甲は5本の中足骨、足指は趾骨(母趾2個、他4指各3個=計14個)で構成される。
- 中足骨は足根骨とリスフラン関節、趾骨とMP関節を作る。趾骨間にはPIP関節、DIP関節がある。(母趾はMP関節とIP関節)
- 第1中足骨は外反母趾に、第5中足骨の付け根は**骨折(下駄骨折)**に注意が必要。中足骨頭は痛みの好発部位。
- 中足骨と趾骨は、足根骨と共に足裏のアーチを形成し、衝撃吸収やバランスに不可欠。
- 多くの外在筋(ふくらはぎから)と内在筋(足の中)が付着し、足の複雑な動きと機能を支える。
- これらの骨・関節・筋肉の異常が、足の甲の痛み、足指の変形(外反母趾、内反小趾、ハンマートゥなど)、タコ・魚の目、歩行障害の原因となる。
- 整体師は、足先の細かな骨格構造と機能を深く理解し、評価・アプローチすることが、足元からの健康改善に重要!
足の甲や指の骨、そしてそれらが作るアーチ構造は、私たちが快適に歩き、活動するための大切な土台です。ご自身の足先に、もっと関心を持ってみてはいかがでしょうか。
埼玉整体師養成学校では、足部・足関節の複雑な構造について、骨の一つ一つ、関節の微妙な動き、そして外反母趾や扁平足、足底腱膜炎といった臨床で頻繁に遭遇する足のトラブルのメカニズムと効果的なアプローチ法(手技、テーピング、運動療法指導など)まで、初心者の方でも基礎から応用まで、深く、そして実践的に学ぶことができます。「足の専門家」としてお客様の悩みに応えられるスキルを、当校で身につけませんか?
安い学費、短期・最短2ヶ月での資格取得、夜間コース、働きながら資格取得可能など、あなたの「学びたい」という想いを実現するための最適な環境をご用意しています!埼玉県、さいたま市で整体 スクールや整体 学校をお探しなら、ぜひ一度、当校の学校見学や個別相談にお越しください!足元から全身の健康をサポートできる整体師への道を、私たちと一緒に歩み始めましょう!
埼玉整体師養成学校で、
あなたの夢を実現しませんか?
「手に職をつけたい」「人の役に立ちたい」「自分のペースで働きたい」
そんな想いをお持ちのあなたを、埼玉整体師養成学校は全力で応援します。
まずは、無料説明会にご参加ください。
あなたの夢を叶えるための第一歩を踏み出しましょう。